ペットロス 〜また一緒に〜

愛犬との幸せな生活が幕を閉じ、押し寄せる絶望感や底のない喪失感を包み隠さずに綴ります。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

16年一緒にいたから

16年間、一緒に生きてきました。 それはとても長い年月だと思います。 本当に長くて、でも終わってしまえばあっという間だったのかもしれません。 きっと何気ない1日を過ごしたであろう5年前の今日、10年前の今日、15年前の今日に想いを馳せています。 当…

天国はあるのかな

天国。 あの世。 虹の橋。 いろいろな呼び方がある、あちら側の世界。 自分の中では半信半疑で、あるかないかは五分五分かなと思っています。 だから、いつか会えるかどうかは半々。 でも行ってみないと分からない。 どうなんだろう。 会えるかなぁ。 もしか…

心の穴を埋める方法

あの子がいなくなって、心の中にぽっかりと穴が開いているのが分かります。 それはとてつもなく大きくて、心の大半を占める空洞のようにも感じます。 これを埋める方法も分かっています。 それは次の子を迎えること。 実際に多くの方々が幸せな時間に戻って…

声には出せない本心

身近な人にかけられる言葉。 ・ 元気出せよ ・ いつまで落ち込んでる ・ それだとあの子が悲しむよ 立ち直らせるためという事は分かります。 オレのために言ってくれる事も理解できます。 とてもありがたいと思っています。 でも、声には出せない本心を正直…

唯一やりきれたもの

ああすればよかった。こうすればよかった。 やり直したいことが山のようにあります。 それと、もっとしてやりたかったことも。 どれも考えたらキリがないものばかりです。 そんな中、やりきったと言えるものをひとつだけ見つけました。 他人から見たらくだら…

長編の物語、そしてあとがき

本当に幸せな、楽しい時間を一緒に過ごしました。 それは、ありがとうを何回並べても足りないくらい。 とても長い時間、長い道程を一緒に歩いてきました。 一緒に出掛けて、一緒に食べて、一緒に眠って。 あの子の成長から最期の時までと、それと共に生きて…

ただひとつ安心なこと

無機質な空間を漂ってるような、急に暗闇に落ちていくような、そんな感覚の中で過ごしています。 こんな精神状態でも、ひとつだけ安心できることがあります。 それはね、この先何があっても何が起こっても、もうあの子に迷惑や負担はかからないってこと。 絶…

この痛みは分からない

慰める言葉。 励ます言葉。 善意で言ってくれる方に申し訳ないけど、それがイヤな時や内容が的外れなことが多々あります。 そこには触れるなって思う時もあるし、心ない言葉には生傷を刺されるような感覚になります。 この痛みは誰にも分からないと思ったオ…

すべて、君がいたから

何もする気にならなくなって、改めて思うことがあります。 何かをする、何かを考える。 予定をたてる、帰る場所がある。 すべての事柄に「この子がいるから」という、確固たる揺るぎない軸がありました。 その大きな柱を失ってしまえば、すべてが崩れるのな…

立ち直るつもりはない

少し前、愛犬との幸せな生活が幕を閉じました。 たったひとりの大切な家族でした。 その後、押し寄せる絶望感や底のない喪失感が怒涛のように迫ってきます。 それと同時に、行き場をなくした愛情や会いたい気持ちがとめどなく溢れます。 でもね、オレは立ち…